風の道 「隼人の家」「吹上永吉の古民家」
ゴールデンウィークも終わり、心地よい風の吹く季節ですね。写真は、「隼人の家」リビングです。
この敷地は、川が近くを流れることもあり、1年を通じて北西方向からの風(卓越風)が、吹きます。写真の左、北側にある中庭から、リビングを通って、右、南側にある庭へ、「風の道」に沿って、心地よい風が流れます。
ビルトインガレージの奥、水廻りブロックにはさまれる形で中庭があります。この中庭が風を誘い込むウインドキャッチャーとなって、リビングへ風を導きます。20年ほど前、南日本新聞夕刊のコラムに書かせて頂いた文章です。この考えは今でも全く変わりません。
多くのハウスビルダーで、断熱性能を確保するために、北側に大きな開口を設置することが少なくなっていますが、「風の道」を作るための大きなサッシ開口は、サッシ性能が高まってきている今だから、可能なプランです。
築150年の古民家をリノベーションした「吹上永吉の古民家」です。
和室裏側、竹林の足元に、永吉川が流れています。ここも「風の道」にそって、心地よい風が吹いてきます。
「和室での昼寝。気持ち良いんですよ。」
鹿児島、敷地に余裕を採りやすい地方だから可能となる、
家づくり、暮らし方があります。
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