パッシブひらや 《カスタムメイド》&《プロトタイプ》

今回は、「姶良の家」パッシブひらや《カスタムメイド》と「加世田津貫の家」「喜入の家」パッシブひらや《プロトタイプ》をご紹介します。

パッシブひらやは、郊外のゆったりとした環境を敷地に選び、家庭菜園やガーデニングを楽しむ住まい。豊かな太陽と風を有効利用、健康的でエコロジカルな生活を楽しみます。

「姶良の家」パッシブひらや《カスタムメイド》、前回紹介した「隼人の家」は十字形の複雑な形状でしたが、今回は東西に延びた方形の住宅で、 太陽光・太陽熱・通風をコントロールし易い、 シンプルな平面です。 パッシブデザインを進めるのに、合理的な形状採用し、徹底したパッシブデザインの検討を行いました。

軒の出1500、真南を向けた深い軒を設け、夏の日射遮蔽と冬の日射取得、相反する条件のバランスを検討しています。

要素としても、蓄熱・排熱・通風まで徹底して計画した、教科書的なパッシブデザインの住宅です。

《カスタムメイド》「姶良の家」での、時間をかけたパッシブデザインの検討が現在の薩摩じねん派パッシブデザインの基礎になっています。

Homepage「パッシブデザインってなぁに」5つのポイント

「姶良の家」は、全国的な組織、パッシブデザイン協議会のパッシブデザインコンペ2013で優秀賞を受賞。その後、その計画内容がまさにパッシブデザインの教科書「パッシブデザイン講義」に掲載されています。

薩摩ひらやパッシブ「姶良の家」[パッシブデザイン講義]

この「姶良の家」をベースに、コストを意識して合理的に縮小検討したのが、現在、パッシブひらや《プロトタイプ》と呼んでいるプランです。

パッシブひらや《プロトタイプ》1階に和室・洋室ふたつの個室を持ち、2階はロフト的なスペースで、子供部屋、書斎、収納など多目的に使える部屋になっています。

パッシブひらや《プロトタイプ》 加世田津貫の家
パッシブひらや《プロトタイプ》 喜入の家

《プロトタイプ》とは、完成した住宅ではありません。構造フレーム、大まかなプランを決めていますが、細かい仕様・仕上げは、それぞれのクライアント様のご要望、ご予算に応じてカスタマイズしていくことを期待しています。

コストにこだわった《プロトタイプ》をベースに、クライアント様の生活スタイルに則したカスタマイズを楽しんでみませんか。

まず、 《プロトタイプ》 の実例を見てみませんか。

先日竣工した「牟礼岡の家」は、現在、クライアント様が住まわれている住宅ですが、ご好意により、しばらくの間、モデルハウス的なスペースとして要予約で公開して頂けます。

Homepage「お問い合わせ」からご予約ください。

「家遊びの舞台」としての家づくり  < 薩摩じねん派 Homepage >