プレカット工場 乾燥状況 化粧材の番付 使用方向指示

おはようございます。ゴールデンウィークが始まりましたね。

いつもは海に出ていることが多いのですが、今年は静かに、これから始まる現場の準備を進めています。薩摩じねん派 村田 です。

使用するのは1等材です。乾燥状況は、写真はありませんがすべて15%程度、節も綺麗で、この中から化粧で見えてくる梁を選択しました。

小口の割れが表から裏へ通っている物が一本ありました。構造的に問題のない割れでしたが、その部分は使わないよう指示しました。

6mの通し柱は曲がりを防止するため、集成材を使うこともありますが、まっすぐな無垢材があったので、今回は無垢を選択しました。直を確認。問題はありませんでした。

リビングに4方見える化粧柱があります。この1等材の中から、節の少ない柱を、天井に隠れる部分を確認して選びました。さらに、節のほとんどない2方をリビングの内側へ向けるよう指示しました。

ゴールデンウィーク明け5/8から土台敷込。上棟が始まります。

桁・柱120mm正寸、骨太の軸組です。今回、屋根の水平剛性を高めるため、母屋のタルキカキを通り芯まで深く入れることをお願いしています。工場でも、最近あまり対応していない加工なので、試し加工を行って問題のないことを確認して対応頂きました。

プレカット加工ですが、手加工に負けないガッチリとした軸組です。現場見学も対応いたします。お気軽に声を掛けてください。

薩摩じねん派 村田 でした。