「子供かんきょう家計簿」のまとめ
毎日、暑い日が続きますね。お元気ですか。
夏バテ予防に、早朝の散歩を始めた 薩摩じねん派 村田 です。
8月11日。かごしま環境未来舘の「 親子で自由研究!かんきょう家計簿でエコライフ♪ 」(2回連続講座)の2回目。2週間に渡って、毎日メーターを見て測定した電気・ガス・水道等の使用量を基に、グラフ化したり、省エネの効果を数量で整理して、自由研究に仕上げる講座に参加させて頂きました。
小学生にとっては、変化する使用量をグラフ化することが大変な作業で、親子で計算機を片手に、頑張りました。
グラフを見ながら、エネルギー使用量の上がっている日の理由を考えたり、減っている日、週の何が効果あったのか、グラフに記入して検討をまとめました。
一般的な環境家計簿は、一月の使用量を記入しながら省エネを考えようと言うものです。一月の増減の変化では、なかなかその理由が解り難い面があるんです。
メーターを見ながら、毎日、変化を観察すると、頑張ったことが、直ぐに、数値として見えるので、遣り甲斐があって、省エネを理解して、楽しみながら頑張れます。
実は、薩摩じねん派のスタッフ、今、家造りを検討中のご家族、松陽台のモデルでも、同じ「かんきょう家計簿」をつけています。
私自身、毎日メーターを見ながらの「かんきょう家計簿」は今回が初めてです。毎日、数値を眺めながら、省エネの工夫を考えると、アイデアも色々と思いつきます。これは、もうしばらく、毎日の測定を続けて、9月11日鹿児島で開催される全国省エネミーティングで発表したいと思います。
松陽台モデルの2階西側に一ヶ所ある窓は、今、西日の日射遮へいの設えが全く何も無い状況です。突き出し連窓の出窓の形状をしているので、この深さを利用して、断熱性能のある遮熱LowEペア内窓とブラインドを使って、 高層ビルやYKKapの社屋で採用されているダブルスキン構造を作りたいと思います。
これは、庇では有効な日射遮へいが出来ない住宅の東西窓の対応として、とても効果のある設えだと思います。
「かんきょう家計簿」の講師、かごしま市民環境会議の村山さんにも、省エネミーティングに参加いただいて、今回の講座やこれまでの活動についてお話頂きます。
他県で活動されている環境団体の方々や役所の環境担当の方々も参加されます。様々な方々とのネットワークで進める省エネについて、意見交換を行いたいと思います。
9/11(水)13:00 県民交流センター 中ホール
全国省エネミーティング in 鹿児島 http://to1985.net/event/1042/
興味のある方、是非ご参加ください。
< 敷地検討のお手伝い >
8/11の午前中は、現在、家造りを検討されている方の敷地検討、お手伝いをさせて頂きました。
薩摩じねん派が力を入れている「小さなエネルギーで豊かに暮らせる住まいづくり」。これを進めるためのパッシブデザインの検討項目で、敷地の検討、選択は、最も重要な項目の一つです。
150坪程度ある広い敷地ですが、南、東側の隣地に2階建て住宅があり、この敷地への日の入り方や日影について、いつもパッシブデザインの検討で使うスケッチアップのモデルを建ち上げ、見ていただきました。
スケッチアップの季節、日時にぴったりと対応したアニメーションは、敷地の状況が非常に良く解ります。
スケッチアップ検討 https://www.youtube.com/watch?v=shjBIBQwaqM
このような検討結果を基に進める、パッシブデザインの平面検討は、真実味があって気持ちよく計画を進めることが出来ます。
敷地検討のお手伝いをします。 お気軽に声を掛けてください。
薩摩じねん派Homepage http://jinenmoku.com/index.html