上棟祭の慣わしについて

小学生の時、上棟時の餅拾いで結構お小遣いが稼げた薩摩じねん派のイデです^^


先日、家づくりの一大イベント「上棟祭」を実施させていただきました。


上棟式は、建物の棟が上げられると行われる儀式で、棟上まで無事進んだ感謝の気持ちと、完成まで工事が無事に進むことを祈願する儀式です。

お施主様と親族の前で棟梁による祝詞をあげさせていただきました。

その後は、屋根の上がり餅巻きタイムです^^

これが楽しいんです。

投げるものは、お餅、お菓子、そしてお金を巻くことが多いです。

これも、地域によって異なるのでしょう。

お餅ちを巻く習慣のない地域もあるようですから、餅投げの習慣は残していきたいですね。

投げる物は、オリジナルも危険でなければ歓迎です^^


おおくの方は、餅を拾う経験はあっても、屋根上の状況を見ることはないと思います。

お見せしまします、こんな感じです。

何てことはなく、想像通りですね^^;

本来祝詞は、神主が挙げるのですが、現在では大工棟梁が代理で挙げる事が多いので、屋根上で祝詞を挙げる場合もあります。

また、本当はご家族全員に屋根に上がり、餅をまいてほしいのですが、慣わし、風習を気にする方も多く、今回は男性陣のみです。

女性は屋根に上がってはいけない、と聞いたことはありませんか?


少し前の話で、土俵上で挨拶中に倒れた男性に対して女性が救命措置を行った際に、土俵から降りるようにとの場内アナウンスが流れたことがあり、大きな話題となったと思います。


これも、土俵に女性は上がってはいけないと、言われれているからですね。

伝統を尊重し守っていくべきかどうかは、人それぞれの考え方でいいのではないか?と。

話を戻すと、これまでは、大工と言えば男性でした。

しかし現在では、大工業界にも女性が進出し女性棟梁も活躍する時代になりました。

上棟時、女性が屋根に上がる事について、伝統や慣わしにどこまでこだわるか、又は悔いなく一生に一度の事を体験し楽しむか、あなたの考え方でいいのではないかと思います。

家づくりを楽しんで欲しいと思います^^