筋の通し方、本気度がカッコいい

「パッシブハウスジャパン」facebookからの転載ですが、是非読んで頂きたい記事です。 

薩摩じねん派の村田です。

P2G(Power to Gas)の最先端 。
ドイツの技術はもうここまで来ています。太陽光や風力発電の余剰電力で水を電気分解して水素を経てメタン化し、再生可能エネルギーに乏しい暖房シーズンに電力が不足する時はこの合成メタンガスをコージェネで燃焼して発電。その燃焼に供給される空気は大気ではなく、水の電気分解で発生した酸素です。また燃焼の際に排出されるCO2は全て回収され、水素をメタン化する際に使用します。ここではCO2は梱包材の役割を果たし、このシステムの中をぐるぐると回るだけです。当然、NOxもSOxも出ません。完全なるエミッションフリー。水素でなく、敢えてメタン化まで行う事で、既存の都市ガスのインフラ設備を利用する事が出来、大変経済的なのです。このコージェネとの組み合わせによって、住宅地などの熱需要がある場所で小規模分散型のP2Gが実現できることになります。この動画の最後に紹介されている事例は、70世帯の集合住宅を断熱改修後、地下室にP2Gを埋め込んでいます。日本のように水素と燃料電池一辺倒の、しかも化石燃料から水素を取り出すことも良しとするエネルギーコンセプトとは、本気度が違うようです。

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薩摩じねん派も参加して進めている 1985アクション「Forward to 1985 energy life」も本気です。

1985アクションとは、
家庭でのエネルギー消費量を賢く減らして、
1985年当時のレベルにしよう
というアクションです。

2分でわかる 1985アクション

本気でパッシブデザインに取り組み、賢く生活すれば、一般的な家族ごとの消費エネルギを1/2にすることは、難しいことではありません。

残された10年。

あまり深刻な話はしたくありませんが、人類に残された10年と言うべきかもしれません。現状のような対応では、10年後、気候変動がコントロ-ルできないレベルになります。

子供達が発言を始めましたが、我々大人の世代で、さらに災害の多発する時代になりそうです。悔いのない対応をしたいですね。