諸塚ツアー03
産直住宅用の木材は、山での葉枯らし乾燥後、製材工場の土場で野積みで乾燥させる。その後、製材された木材は、専用のストックヤードに置かれ、さらに乾燥が進み、出荷を待つ。今回の3棟、鹿児島への材も、ここから選ばれる。
今回の宿泊は「森の古民家 やましぎの杜」
築130年の古民家を村の研修宿泊施設として、使えるよう改修してある。基本的に食事は自炊。薪を使ってご飯を炊く。お風呂も五右衛門風呂、自分たちで焚く。
築130年の古民家を村の研修宿泊施設として、使えるよう改修してある。基本的に食事は自炊。薪を使ってご飯を炊く。お風呂も五右衛門風呂、自分たちで焚く。
釜戸でたくご飯は、おかずナシでも食べられるおいしさだった。
五右衛門風呂の火の番。「ここに座っていると暖かいですね。」みんなで、スローライフを楽しんだ。
「日本人が捨ててしまった豊かさがここには残ってます。」
「日本人が捨ててしまった豊かさがここには残ってます。」
囲炉裏を囲んでの朝食。昨晩の懇親会も囲炉裏を囲んで行われた。地元の焼酎をシシ鍋と名産の椎茸を焼きながら味わった。火を囲んでの宴会は楽しい。夜中12時過ぎまで、話が盛り上がった。家づくりへの思いや家族の様子など、事務所での打ち合わせでは、見えなかった思いが伝わってきた。
朝ご飯は、昨晩残ったご飯を焼きおにぎりに。シシのダシの出た汁を元に豆腐のみそ汁をつくって食べた。
朝ご飯は、昨晩残ったご飯を焼きおにぎりに。シシのダシの出た汁を元に豆腐のみそ汁をつくって食べた。
やましぎの杜から山を下りる時の風景。諸塚の山は、スギなどの針葉樹とクヌギなどの広葉樹がバランス良く組み合わされている。広葉樹は、椎茸のほだ木や燃料になる。
諸塚は椎茸の産地だ。ほだ木で作られる肉厚の椎茸は香りも良くて美味しい。皆さん、お土産にたくさん買っていた。
しいたけの館で、FSCなどの村の取り組みを勉強したあと、スギの厚板ですのこを作った。これは、風呂上がりの脚ふきマットとして使う。
お昼は、ハーブレストラン「まあ夢」 でハーブを使ったカレーライスとピザを食べた。レストランの隣りにある温室は、ハーブの花がたくさん咲いていた。
山から下りる途中、展望広場脇で子供たちにソリ遊びを楽しんでもらった。子供たちには、このソリが一番楽しかったようだ。
天気にも恵まれ、諸塚の山、自然の豊かさを体験でき、参加したご家族のみなさんが本当によろこんでいた。今回もお世話頂いた諸塚村企画課の矢房さん、森林組合の福田さんには、感謝の気持ちでいっぱいだ。