里山を訪ねる家づくり
ゴールデンウィークも終わりましたね。昨日は天気も良かったので、お客様との設計打合せを、コロナ対応を考えカーポートで行いました。
天気が良く、心地よい風の吹く中、カーポート(外部)での美味しいコーヒーを飲みながらの打合せも気持ち良くできました。
さて、ゴールデンウィーク明け、牟礼岡の上棟が始まります。
薩摩じねん派の家づくりは、「近くの山の木」と自然素材をふんだんに使った家づくりです。先日、「牟礼岡の家」に使用する木材について、プレカット工場での確認作業をご紹介しましたが、近くの山で育てられた木を大切に使います。
先人たちが、50年60年、手を入れてきた山の木です。少なくとも育った年数以上使いたいですよね。軸組は時代を超えて100年以上使えます。そのように使うためにも、骨太の4寸、120mm正寸の柱桁を標準と考えています。ご要望があれば、さらに太い軸組にも対応しています。
今回、「牟礼岡の家」では、コロナの関係で、出向くことが出来ませんでしたが、育った山、育てた人の顔の解る家づくりを目指しています。
施主と一緒に山を訪ね、川上川下の交流を行いながら、家づくりを考えます。
出水の里山では、ホタルが飛び始めています。
この日に伐採したスギは「明和の家」大黒柱になりました。
薩摩じねん派の使う木材は、出水のほかに、鹿児島県霧島と宮崎県諸塚村の産直木材を使います。
宮崎県の諸塚村を一泊二日で訪ねた時の様子です。
「川上川下の交流」を行いながら考える家づくり。一緒に山を訪ねてみませんか。
薩摩じねん派 村田でした。