雲南旅行03
大理3日目は車をチャーターして、洱海周辺の村を見て回った。
車を手配してくれた旅行会社では、英語をしっかり話す担当者が対応してくれたので、ガイド兼運転手は、英語を話すだろうと思っていたが、全くダメ。単語も知らない。トイレを「WC,OK?」と言って教えてくれるだけだった。一日日本円で約4000円。
車を手配してくれた旅行会社では、英語をしっかり話す担当者が対応してくれたので、ガイド兼運転手は、英語を話すだろうと思っていたが、全くダメ。単語も知らない。トイレを「WC,OK?」と言って教えてくれるだけだった。一日日本円で約4000円。
まず、喜洲(シージョウ)を訪ねた。大理周辺は、ミャンマーからチベットに続いた茶葉古道に面し、昔から商業貿易の要衝として栄えた村が多い。この住宅も茶葉の商いで財をなした商家の住宅である。
入り口を入ると通り側にある壁をこの字形に囲う形で2階建ての母屋がある。中庭側は、屋根の掛かった広めの廊下で、バルコニー的に使われている。この形式を三方一照壁というらしい。この形式の家が母屋の左右に連続する形で作られ、大家族ですんでいたと思われる。
連続する母屋のつなぎ目の裏に、井戸付の小さな中庭があった。スケール感も日本的で落ち着いた良い空間だった。
ここでは、伝統的作法にのっとった三道茶をご馳走になった。茶碗を熱々にして、その中で茶葉を煎るように暖め、お湯を注ぐ。香りの立つおいしいお茶だった。
次に訪れた村は周城「シュウチョン」
藍の絞り染めが名産の村である。絞り染めの作業場と市場を見て回った。
藍の絞り染めが名産の村である。絞り染めの作業場と市場を見て回った。
おばちゃんが外そうとしている碁盤目の布を買った。日本円で800円。
住宅の外壁はレンガ積に漆喰が塗られている。
壊れかけている住宅だが、重ね梁の収まりがおもしろい。
この後、小さな村をいくつか回った。その中で、自宅で結婚式を行っている家があった。そこでの演奏。茶葉古道でつながるチベットの影響を感じる音楽だった。そこで、一緒にケーナを吹く。楽器を二鼓に持ち替えて、合わせてくれた。演奏の後、たばこを勧めてくれるが、吸えない。
集落の裏山にあるお墓