古民家は空を飛ぶ

先日、蔵改修のご紹介をした「蒲生の古民家」。

2階建の馬屋の軸組を利用した車庫です。開口を道路側に向けるため軸組みをクレ-ンで吊って、方向を変えました。

「馬屋」は空を飛んで、現代の馬屋「カーポ-ト」になりました。

「クレ-ンを使う」と言うと、大げさでコストが掛かるイメ-ジを持つ方がいらっしゃいますが、この馬屋では、最もコストの掛からない施工法です。

薩摩じねん派の古民家改修、伝統技術と現代の技術を駆使して、コスト意識した施工を行います。

蒲生蔵再生 木造建築病理学