地域に根差した 人と自然に優しい豊かな生活「1985 family」
年明け Forward to 1985 energy life 事務局の服部さんから「吹上永吉の古民家の取材をしたい」と連絡があり、先日、埼玉から取材に来られました。
1985HP「1985家族の実例 1985family」 の取材でした。
3反の土地に築150年の古民家 自然と緩やかに共存する鹿児島県Yさんの大改修物件
http://to1985.net/modelcase/case/1097/
奥様が、いつものように美味しいコーヒーと手作りのスィーツを出してくださいました。ほどよく控えめに、薪ストーブが焚かれ、本当に居心地の良いリビングでの取材・・・
「日帰りで来たのがもったいない。落ち着きますね。リフレッシュできます。泊まって帰りたいな。」 こんなコメントが出る取材でした。
生活の様子を新鮮なコメントで紹介して頂いています。読んでいただくと嬉しいです。
吹上永吉のY邸は、「せっかく降り注ぐエネルギーですから」と、屋根に太陽光発電と太陽熱温水給湯システムを乗せた住宅です。
住宅の裏は、クロダイやスズキも入ってくる永吉川河口の小さな汽水湖です。網を仕掛けて置くと、ヤマタロウガニも取れるそうです。
Y邸の電気は、この永吉川上流2キロにある小水力発電所からの「太陽ガスの地域電力」を使っています。季節の料理やお菓子作りが趣味の奥様ですから、コンロの熱源はLPガスを使っています。
トータルのエネルギー使用量は、売電分を除いても、同じ地域・同じ家族人数の平均の47% 。
平均の1/2をクリア、「1985家族」です。「1985家族」の基準は売電分をカウントしてもよいのですが、「売電分をカウントしなくても1/2をクリア」は、頭が下がります。
太陽光の売電分までカウントすると、売電分のエネルギー量が使用エネルギー量より多いので、消費ではなく、エネルギーを供給しているY邸です。
生活を楽しみながら「1985家族」「エネルギー供給」を実現しているY邸。見習いたいものです。
薩摩じねん派では、「地域に根差した、人と自然に優しい豊かな生活・エネルギー」についてのセミナー開催を、 地域電力に取り組んでいる太陽ガスと一緒に計画しています。
会場は「永吉の古民家」Y邸です。詳細はこのblog、HPでお知らせします。
薩摩じねん派 村田 でした。