西日対策はしっかりとして、クーラーは使いましょう。

会社からの帰り、実家のお隣、「伊敷のパッシブりのべ」を訪ねました。   薩摩じねん派 村田です。

一年で一番暑い季節ですが、8月に入ると、日の入りが少し早まったことに気づきます。

風の匂いも少し秋を感じますね。玄関先のモミジも紅葉し始めています。

築70年の古民家リノベーション。
屋根に、太陽光パネルと太陽熱温水パネルを載せたダブルソーラーのゼロエネ住宅です。

「伊敷のパッシブりのべ」は、冬のお日様の暖かさ「日射取得」と、夏の日影「日射遮へい」を両立させるために、軒先のガラス屋根と電動のブラインドシャッターを設置しています。

サッシの内側には、断熱性能の高いハニカムサーモスクリーンを設置しているので、遮熱は徹底しています。(直達日射も天空日射もカットしています。)

外気温が35℃を超える日も、室温が30℃を超えることは、ほとんどありません。作り手としては、うまくいったと考えるのですが・・・・。

お母様に、娘さんのいない日中、なかなかクーラーを使っていただけていないんです。 これまでの家で、暑さを我慢することになれているお母さんは、「扇風機を回していれば涼しいよ」。

「確かに、そう感じるかもしれないけど、30℃くらいになる時は、クーラーを使ってくださいね。今日は付けました?」

「昼間はつけたよ。今はつけていないけど。

付けないでいると、直ぐ娘に怒られるの。『付けないでいて、倒れても、知らないからね。面倒見ないよ。』て、怒るのよ。」

「我慢しないでくださいね。この家は、クーラーをつけても、電気代は、そんなに掛からないんですよ。つけてください。また、のぞきにきます。娘さんに心配を掛けないでくださいね。」

「はい、はい。ありがとうね。」

この方は、私の母の茶のみ友達。長生きしてもらいたいんです。

もうしばらく、実家を訪ねたときは、のぞいて声を掛けようと思います。

    

https://www.youtube.com/watch?v=riyG0s8mOig Youtube動画

基本設計時のスケッチアップのモデリング動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=riyG0s8mOig

    

伊敷のパッシブりのべ Homepage 

https://jinenmoku.com/example/pg725.html